SLUDGE OZONE EATER
スラッジオゾンイーター
静止混合器シャーディスミキサーを利用した塗装ブース
オゾンガスの完全溶解でスラッジを大幅削減
静止型混合器で交点がなく、閉塞しにくいのが特徴で、なおかつ混合性能においては従来製品よりはるかに優れていることは国の新技術機関の方からも認められています。
塗装業者の悩みの一つは、塗装スラッジの減容化と臭気低減をいかに効率的にできるかということです。
株式会社林塗装工業所(本社・埼玉県)では、塗装ブースの循環処理システムにオゾンファインバブルシステムを導入し、この難題を解決しています。
林塗装工業所の塗装ブース水槽サイズは4m×3mで、水量は約3.5㎥、浄化装置からは5g/hのオゾンガスを供給しています。
SLUDGE OZONE EATER
スラッジオゾンイーターは高性能の静止型混合器
内部には交点のないエレメントが45°ずつ回りながら8対配列されています。
オゾンガスを完全に溶解したファインバブル水は、塗装ブース水槽内の汚濁物質と反応して分解低分子化し浄化します。
スラッジオゾンイーター内にポンプより送水されたブース内の汚水と、同時に圧入されたオゾンガスは、スラッジオゾンイーター内で完全混合反応し、汚水中の汚濁物質を酸化低分子化させます。
また、スラッジオゾンイーターのエレメントには交点がありませんので、目詰まりしにくい構造となっております。
オゾンファインバブル処理システムとは
オゾンファインバブル処理システムは、有限会社ユニテク社(埼玉県春日部市)製の静止型混合器(スラッジオゾンイーター)と、株式会社沖山製作所のオゾン発生装置を組み合わせたハイブリッド技術「オゾンファインバブル塗装ブース水浄化システム」です。
排オゾンを抑止
スラッジオゾンイーター内でオゾンガスと塗装スラッジが完全反応するため、排オゾンは出ません。更に、オゾンは仕事が終わると酸素になり、溶存することで水槽内の嫌気化を抑止して、臭気の発生を防ぎます。
FEATURE
スラッジオゾンイーター静止型ミキサーの特徴
スラッジオゾンイーターは、他の静止型混合器と比較し、液体に混合できる単位体積当たりの気泡の表面積が大きいことが最大の特徴です。
ガスは溶け込み易く、圧倒的な酸素吸収効率です。
静止型ミキサー スラッジオゾンイーターから発生する気泡径 (ファインバブル径)は30μm以下です。他のミキサー等では50μm以上です。気泡の直径が1/10になると、単位体積あたりの気泡の表面積は約10倍になります。
エジェクターの場合は、ガス吸収理論から外れているので、気泡径は小さくても吸収効率は悪くなります。
ウルトラファインバブルについて
ウルトラファインバブルの発生により、塗装ブース水槽内のオゾンガス吸収率が高くなります。
スラッジオゾンイーターの塗装ブース水槽内のガス吸収効率は、他のバブル製造方法と比較して非常に高く、一般的に使用されているエジェクタ―方式と比べ約8倍の吸収率が得られます。
気体が液体に溶存するスピードが速いのは、気体が超微細化して、表面積が大きくなるからです。これがスラッジオゾンイーターの混合機能です。
塗装ブースの水洗浄以外にも
スラッジオゾンイーターは幅広く利用されています。
排水処理
排水汚泥オゾン減容装置
(有料貸出用 デモ機)
スラッジオゾンイーターで処理をした経時変化
食鶏工場排水汚泥の減容
マヨネーズ工場 排水汚泥の減容
その他、スラッジオゾンイーターはこのようなものにも利用されています
河川・湖沼
の浄化
養殖池への
理想的な
酸素供給
水耕栽培への
理想的な
酸素供給
総合プロセス
の合理化